2009年2月22日日曜日

岡崎古墳群(串良町)

岡崎古墳群は、20基発見されている。もともとは50基近くあったらしいが、畑になったものもたくさんあるらしい。写真は20号墳(前方後円墳)の後円部。近くにある18号墳では、地下式横穴墓2基が発掘されている。その古墳は420年くらいの古墳で、横瀬古墳・神領古墳と同時代のものであったと考えられている。横瀬古墳の被葬者がNO.1の権力者、神領がNO2.そして岡崎がNO3であり、地域間の横のつながりもあったと考えられている。また、15号墳(前方後円墳)からは、ひすいのまが玉も発見されている。当時のひすいは、富山県の糸魚川流域でしか産出されていない。つまり、富山県産のものが大隅まで運ばれていたのである。

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