2009年1月25日日曜日

美人画の世界展

美術講座修了後、美人画展覧会に行く。
上村松園 鏑木清方 伊藤深水などの作品を中心に60点の作品を鑑賞。上写真はその中でも一番気に入った清方の「薄雪(うすゆき)」

美術講座参加

                      モディリアニの作品
                           藤田の作品








「2時間で分かる西洋美術史」という副題で行われた、鹿児島市立美術館主催の講演会に参加。


講師は、館長の文田哲雄氏


内容は、「エコール・ド・パリ」の時代の画家について、モディリアニ、藤田嗣治の作品を中心に 紹介・解説するもの。


 藤田・モディリアニについては、名前と有名な作品について知っている程度であったが、今回の講座で少し理解が深まった。


 「エコール・ド・パリ」は、第1次大戦後から世界恐慌(1929)くらいまでの約10年間。フランス・パリのモンパルナス地区に世界中の芸術家など(中にはレーニンやトロッキーもいたらしい)が集まり、自由な芸術活動を展開し、名作を算出した時代のことを言う。イタリア生まれのモディリアニと藤田はモンパルナスで出会い、親交を深めた。もうそのころは世界的に有名だったピカソもその後のモダンアートに影響を与える、キュビズムなどの絵画を製作していた。藤田やモディリアニにとって、ピカソはあこがれの存在だったようで、初めて出会ったときの緊張した様子がエピソードとして語られた。


 モダンアートは、一見伝統的な写実主義の絵画の伝統を全く無視しているかのような、印象を与えるが、2人の作品解説によって、2人とも基礎的なデッサン、構図構成において伝統を踏襲していることがよく分かった。


 藤田の特長は、人間の肌色に使われる乳白色である。モディリアニは、35歳でなくなったこともあり、


エコール・ド・パリの時代の作家の中でもっとも人気があるらしく、その作品も高額で、鹿児島市立美術館は、彼の作品を購入できていない。(長島美術館には、展示されているらしい)


 2月後半から福岡市美術館で藤田の作品展が開催されるらしいので、できれば行ってみたい。







2009年1月18日日曜日

唐芋ロンド


講演会後にフェスティバロの新製品試食会もあった。大変美味であった。


 1ヶ月以上投稿していなかった。完全なサボりである。さて、本日より、またぼちぼちアップすることとする。まず、本日参加した「唐芋ロンド」。「フェスティバロ」というサツマイモを使ったスイーツを製造販売する会社が、天文館の販売店4階の小スペースにて月1回開催しているサツマイモ講演会である。
今回で36回目ということだが、これまで知らなかった。今回は、「サツマイモの今昔事情」というテーマであった。
 サツマイモの歴史や生産量などサツマイモ全般の基礎知識についての内容。
 ①サツマイモの起源と伝播(伝播ルート
 ②日本国内におけるサツマイモの普及
  鹿児島への初上陸は1609年島津家久が琉球を政略した際、持ち込んだらしい。
  本格的な普及は、1705年前田利右衛門が山川に持ち込んでからと言われているが、
  もっと早く種子島から大隅半島に上陸栽培されていたらしい。
 ③サツマイモの栽培・消費事情

来月は2月15日(日)1:30~同じ場所で「芋焼酎誕生秘話」のテーマ。是非参加したい。