2009年11月14日土曜日

祁答院家住宅

大口小学校のすぐ横にある、「祁答院家住宅」国指定の有形文化財である。現在でも、80才のご当主の奥様が住んでいらっしゃるので、普段は公開していないが、今回は教育委員会の許可を得て、中に入ることができた。約350年前に立てられた、武家屋敷(郷士住宅)である。祁答院氏は、1653年にこの地に移住。
表門。門から直接屋敷が見えないようになっている。

柱には、西南戦争時の刀傷が残っていた。辺見十郎太等も加わった、戦闘がこの屋敷付近でも行われたらしい。


屋敷木(昔は、屋敷を建てると、屋敷木と言われる木を植える風習があった)の一つ葉(イヌマキ)の木
これも350年前に、移植されたもの。



外から見るとそれほど大きく見えないが、下から見上げると迫力がある。




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