2009年11月8日日曜日

小説創作講座

6月から毎月第1土曜日に開かれている本講座。今回は第6回目となる。「小説の文章とは何か。」というテーマで、共通テキストを読みながら、講師が注釈を加えていく。
講師の石田氏。彼の注釈が非常におもしろく、勉強になる。たとえば、「紀貫之が、土佐日記をひらがなで書いたのは、ナショナリズムの発現であった。」「明治以前の日本語の文章には、句読点、カギ括弧、段落などはなかった」等。

テキストの三島由紀夫著「文章読本」三島が、小説を中心とした日本語の文章の特質について述べている。今回のまとめ・・「美は珍奇からはじまって、滑稽で終わる」


1 件のコメント:

akasyobin さんのコメント...

先ほど番組作成にご協力いただきました、akasyobinです。
長時間おつきあい頂き申し訳ありませんでした。

美味しそう!
おなかをぐうぐう鳴らしながらブログを読んでいます。(実は私も…)

石田忠彦先生のお話を一度だけ伺いました。
私が関わっている毎日新聞の投稿欄「はがき随筆」の選者をなさっているのです。

どうぞ今後とも番組へのご協力よろしくお願い申し上げます。
有り難うございました。