2009年11月14日土曜日

大住(うずん)古墳群

大住古墳群。大住と書いて、「うずん」と読む。古墳時代の墓らしい。


30基近くの墓が見つかっている。多分、身分の低い人たちの共同墓地であろう。


墓は、地下式板石積石室墓(ちかしきいたいしづみせきしつぼ)と呼ばれるものである。



地面を掘り、底辺部の壁に沿わせて、石を立てて並べる。その上に、鱗状にうすくした板を水平に並べて石室の壁とする。屈葬した。川内川流域には、この形式の墓が数十~数百基の単位で見つかっている。近畿地方発祥の前方後円墳とは、明らかに形式を異にするこの墳墓は、南九州独特の形式で、
隼人族がいたことの証拠とされている。




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