2009年4月19日日曜日

唐芋ロンド

鹿児島市の洋菓子店「フェスティバロ」で毎月第3日曜に開催されているサツマイモに関する講演会
「唐芋ロンド」に参加。今回の演題は、「サツマイモでんぷん」について。
サツマイモでんぷんについて、他の材料でんぷんとの比較しての特徴、生産量(国内、鹿児島県)の推移、でんぷんの需要と用途、供給量など基本的データを知ることができた。
日本で1年間に消費されるでんぷんは約300万t、そのうち85%は、輸入のコーンスターチでまかなわれる。国内生産される芋でんぷんは、馬鈴薯でんぷん(じゃがいも)+サツマイモでんぷんが約9%程度である。コーンスターチの強みはやはり、その価格の安さ。人件費などコストの関係で、国内産は太刀打ちできない。驚いたのは、でんぷんが生活のあらゆる分野に利用されていることである。サツマイモもでんぷんも奥が深い。
 講師は、阿久根市議を16年勤めていた関係で、講演の冒頭に今の阿久根市政の現状について私見を述べていたが、本題の話しと同じくらいおもしろかった。

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